千葉名産の落花生は、"生モノを茹でる"とさらに美味しくなるよ。
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どうも、片岡です。
千葉の名産といえば、なんですか?
ほら、
ポリポリとビールのおつまみにして食べる、俗に「殻を全て剥いた」ものをピーナッツと指すやつで、千葉県で全国総生産量の7割を占めているアレですよ。
そう、正解です。
「落花生」です。(長い)
それが、茹でて食べると美味しいのですよ。まとめてみましょう。
【参照サイト】
【茹でるのに使う落花生】
茹で落花生は「鮮度の良さ」を求めています。そのため、
・採れたてのモノを使う
・スーパーマーケットなど市場で購入したものは、当日中に使う
ようにしましょう。
↑ 近くのスーパーで買ってきた生の落花生。土はほとんど落とされている。
(ちなみにコチラのローカルなスーパーです)
【"茹で落花生"のレシピ】
非常に簡単なのでざっと書きましょう。
①水洗い
②茹でる
③少し冷ます
…ええ、これだけです。
え、これだけじゃ優しくない?そりゃあそうですね。
もっと美味しくするためのコツも、少し書き加えてみましょう。
①水洗いします
殻についている泥・土は水で落とします。
よく付いている泥は、ゴシゴシと落としましょう。
(あまり付着していなければ、さっと洗う程度でOK。スーパーなどで販売される生落花生はだいたい泥が落とされています)
②茹でます
殻が付いたまま茹でましょう。30分間です。
吹きこぼれないよう水量・火力に注意しましょう。
↑蓋(落としぶた)はしておきます。
おいしくするための、追加事項を2つほど。
・落花生の重さ:水量=1:1 が目安に。
…つまり、落花生500gに対して水量500mlにするのです。
・ゆで水に対して"3~4%の塩"を加えましょう。
…1Lの水でゆでるなら塩大さじ2(30g)、1.5Lでゆでるなら塩大さじ3(45g)ほど。
③上げて、少し冷まします
茹でたてのものは熱いのでヤケドに気をつけましょう。
ザルにあげて、少し水で流すもよし。次の日までなら冷蔵庫保存もできます。
試しに一つ食べてみましょう。
今回は、同じく千葉県の田舎フリーランス養成講座に来ているハヤシ君と感想を共有してみました。彼は好奇心の塊です。
↑ 参照はコチラ。
殻を剥いてみます。
ペリッ、ペリペリ…
水気が加わった分、きれいに剥けます。
ハヤシ : めっちゃ剥きやすいですね。
ウォーリー: これは後で掃除がしやすいですねぇ…。後で助かる。
↑ 真っ二つ。乾燥させたものより断然剥きやすい…。
ちょっと水滴で光っていますね。
どんな味がするか、ハヤシは興味を示している!
↑ 意外と大きな落花生。目の大きさと比べると少し小さいくらい(?)
さて、食べてみましょう。
パリッ
シャク、シャク…
二人:!!!
ハヤシ: 何これ美味っ!!!
枝豆みたいですねコレ!
ウォーリー:あぁ〜。"枝豆"という表現は、言い得て妙ですな、これは。
ハヤシ: あと、ちょっと甘い感じがしますね。
よく食べる落花生(またはピーナッツ)は乾燥させたものなので、味が淡白なのですが、
こちら"茹で落花生"はシャクっとした食感なのです。
全然、乾燥させた落花生とは味・食感が違いますね!
かのマツコ・デラックスさん出演の「マツコの知らない世界」でも好評だったそうです。
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※余談ですが、落花生の雑学を。
・落花生の栄養価
生落花生のカロリーは5g(1個)で15kcalのカロリー。生落花生は100g換算で295kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は27.12g。脂質が多く1.21g、炭水化物が0.62g、たんぱく質が0.6gとなっており、ビタミン・ミネラルではモリブデンとビタミンEの成分が高い。
落花生のなかに、ビタミン・ミネラルが多く入っており、トレーニング中の小腹満たしにピッタリと言えます。
加えて、茹でることでカロリーが削がれるので、食べ過ぎるかも…という人には丁度良いかもしれません。
(わざわざ茹でる手間が、必要かどうかはさておきw)
・千葉県で落花生が作られるキッカケ
現在ラッカセイ栽培が全国で一番多いのは千葉県である。これは九十九里の海岸地帯のほか、北総台地といわれる火山灰土の畑作地帯で広く栽培されているためである。
開墾畑が多かったこれらの地域は周辺に川が少なく、乾燥しやすい火山灰土の畑では夏場の干ばつを受けやすい。ほかの作物の栽培がむずかしく、これらの条件に適したラッカセイが栽培されるようになった。
元々、水や地質に恵まれなかった埼玉県東部〜千葉県北部の土壌。
明治維新で職業を失った武士階級の新たな仕事として農業をはじめることが推奨され、とりわけ千葉県にて落花生栽培が隆盛を極めたのでした。
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というわけで、生の落花生を手にすることができたら、ぜひ茹でてみてください。
片岡でした。
したっけまた、名産品と出会えたらレビューをしましょう。