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高知で知った「冷凍カツオ」の美味さたるや


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やいろ亭のカツオのたたき

思い出深い「やいろ亭」のカツオ

カツオのたたきは美味い。

 

外側は強い火柱で焼いているおかげで香ばしい香りやら、旨みが閉じこもるなどカツオの美味しさを引き出す。そして身の柔らかさは大福餅に例えられるようだ。

 

この手で、何度でもあの空気感を蘇らせたい。

その方法は、自らの手で料理することだろう…。

 

 

そんなカツオの美味さに、初めて高知県に降り立った23歳の頃に知った。

自分のご先祖さまが高知県だと知らなければ、訪れることもなかったはずだ。

「袖振り合うも多生の縁」やらなんやら、といったところかな。

 

 

本来ならばこんな風に焼くのだが、家で料理するとなるとそうはいかない。

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だから、北海道にいてもカツオを堪能できる方法は「冷凍カツオ」を買うことなのだ。

 

 

冷凍カツオは「袋詰め」の方が美しい

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カツオのたたき(冷凍・袋詰め)

これは芦別市が発祥のスーパーマーケットチェーン「フードDボスコ(BOSCO)」で購入したものだが、これがなかなか良かった。

 

いい仕入れルートがあったのか100gあたり160円ほどと、なかなかお得。

ちなみに近隣の大手スーパーだと210円/100gだった。(ただ、発泡スチロールで包装されているのは正直ウ〜ンといったところか)

 

 

真空状態に詰めており、生臭さもなかった。そして切り出してみると、美しい光沢があったのだ。

カツオのたたき。玉ねぎや細ネギ、にんにくスライスをドッカリ乗っけよう。

 

カツオは「勝つ男(お)」なんて縁起物でもあるから、正月にはうってつけだった。

北海道で食べるのもなんか不思議な感覚だが、あの高知県の空気が広がるような感覚は何度でも蘇らせたい。そんな家族での正月を過ごしていた。ひとまず無病息災でありますように。

 

 

【余談】高知にいた時には「皿鉢(さわち)料理」なんかを作ってみた。ダイレックスという西日本チェーンのスーパーで買った魚たちで作ったが、なかなかの評判だった。

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皿鉢料理

 

僕はずっと、北海道にいても”故郷の味”を嚙みしめ続けるのだろうな。

 

 

……ひとまず北海道在住の方には(真空パックで閉じた)「カツオのたたき」があったら試しに買ってほしいゾ…!という記事でした。