【特集記事】高知のモーニング・カフェ文化をまとめにかかるよ!
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全国津々浦々のみなさま、こんにちは。ローカルライターの片岡(@KT_Okey)です。
はるばる北海道から東京を挟んで、高知県に移住しました。
高知県に住みはじめて1年経ちますが、沢山のことがわかってきました。
実は「高知県と北海道との繋がりはたくさんある」こと。
「カツオ」ばっかりだと思っていたらウツボやらシメサバだの魚が美味しいこと。
さらには、海鮮だけでなく、鳥やら牛…さらにはジビエまであること。酒クレイジーな文化が残っていること(笑)。
親戚がまだご健在だったこと…。などなど
この一年だけで、高知県のスゴイナァと思えることと出会えたわけですよ。まるでお宝箱のように、いや打ち出の小槌かな?
「ひとつ知ったらまた一つ面白いものと出会えた!」「新しい人との縁ができた!」
なんて風に、面白いものが見つかるんですよね…。ほんと高知県との縁があってよかったです。
さてさて、この特集では「高知県の独特(?)」な文化・カテゴリについて少しでも筆を進めていきます。
とりわけ気に入ったのは「モーニング」の文化。
モーニングサービス…
日本の喫茶店・レストランが、朝の時間帯にドリンクやトーストなどの特定のメニューを、朝食として割安価格で提供するサービスの呼称。
※なおモーニングという呼び名は"和製英語"のため、
英語だと「Breakfast special」となる。*1
モーニングといえば「愛知県・名古屋市」のイメージ。ほら、小倉あんの乗ったトーストとかあるじゃあないですか。
ですが!実は高知県が、日本で一番「喫茶店が多い県」なんですよ!
というわけで、"カツオのたたき"ばかり先行しているイメージにカウンターパンチでも仕掛けて行きましょう〜。
高知は、モーニングの大地ぜよ!
高知のモーニングを、統計で証明してみる。
※喫茶店店舗数 [ 2014年 ] より引用
高知県で喫茶店が多いわけとして、
・もともと働く女性の受け皿として外食産業が発達していた。
・人口が少なく、本格的な飲食店が成り立ちにくいため何でも提供する喫茶店が増えた。
・喫茶だけでなく多種多様な食事を提供していて人気がある。
・住民のコミュニケーションの場として存在している。
という、人口規模の少なさに即した環境・背景があったわけですね。
高知のモーニングは、豪快にして多彩なり!
そして驚くのは、品数の多彩さ。
よくメニューにあるのは「たまご(茹で、目玉焼き…)」「サラダ」「トースト」
・ぽえむ(帯屋町1丁目)
@カフェ・ド・ラペ
@CO COCHI Coffee
@あらびか
喫茶店によってはトーストだけでなく「スパゲッティ」や「味噌汁」「お肉」もついてくるお店もありますからね…。
いや量が多いのなんの!
ここなんかはいい例ですかね。
…さすがにスパゲッティに、スイカは面食らった!
いやもう、普通に洋風の朝食をイメージして食べに行くと、
「量が多すぎるよ!」と思わず言ってしまいそうなお店もあるんですよねぇ…。
僕にとっては嬉しいのですが、少食の方はご注意ください!
なぜに、このような量重視のモーニングもあるのか…?
地元の人に聞いてみたところ「須崎や宿毛は漁師町。漁師は朝2時や3時から漁に出るので、ひと仕事終えた人がモーニングを食べにくる。
そのため須崎や宿毛ではお腹のすいた漁師向けにボリューム満点のモーニングになった」という説があるそうです。
とりわけ、港町・高知県ならではの傾向と言えそうです。
まだ夜も明けない午前2時から、漁師さんは仕事で外に出て、一仕事終えた午前6~7時に陸にたどり着く。その早朝に、ガッツリと食事をする…。
量重視の朝食・モーニング文化が育ったのだというわけなのですね。
高知もまだまだ旅行客が来るポテンシャルを秘めてますからね。
宿をしている側としても存分に楽しんでほしいわけでして。
コツコツと、モーニング文化を堪能できる喫茶店をまとめていくのでどうぞお楽しみにしてくださいませ!
観光客にも、現地の人々にも役立つリストを作りますぞ〜。
※高知市以外の寄稿も、お待ちしております!
ご連絡はツイッターにお願いします^^
貴ブログと共に掲載します。
ぼくオススメ「モーニング」のある喫茶店まとめ。
① はりまや町1丁目「もるがん」
② JR高知駅の中「CO COCHI コーヒー(ここち コーヒー)」
③ はりまや町2丁目 「クー・ドゥ・バレーヌ」
④ 本町1丁目「ファウスト」
⑤ 帯屋町2丁目「メフィストフェレス」
⑥ 帯屋町1丁目「ラ・メール」
⑦ はりまや町1丁目 「デポー」
⑧ ひろめ市場内「BULL (ブル) 」
⑨ JR高知駅の中 「ウィリーウィンキー」