【タイ4日目】「バンコク→古都・アユタヤ」500年前に、ビルマに渡った日本人たちがいた。
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※1/15 「フワランポーン駅」と「スワンナプーム(国際)空港」の呼称が違っていたので、修正しました…。
お恥ずかしい限りで笑
どうも、ローカルライターをしている片岡(@KT_Okey)です。
始発フワランポーン駅から鈍行に乗って、北に70km先の街・アユタヤへ向かったのでシェアします。
アユタヤはたくさんの寺院遺跡が残る、古都です。
このアユタヤはどんな雰囲気なのか?どんな建造物が残っているのか?
雰囲気をお伝えできると幸いです。
※この旅は「旅するローカルアジア」の協賛・パッケージです。
- バンコクの始発駅「フワランポーン」駅から出発します。
- アユタヤ駅に到着。自転車・バイクのレンタルがお勧めです。
- 遺跡群をめぐる。
- 「メインロードをつっ走れ」最後を飾るは、旧日本人街(Japanese Villege)だ!
- あとがき
バンコクの始発駅「フワランポーン」駅から出発します。
こちら、バンコク最大の駅「フワランポーン」駅。
アーチ型の屋根、ラーマ5世の肖像画が掲げられたエントランスが印象的。
一角にあるチケット売り場でアユタヤ行きの切符を購入します。
切符は、列車内で駅員さんに確認を求められるので無くさないようにしましょう。
ここで、アユタヤまで約2時間の普通列車を購入。20バーツなり。
9:20に列車が出発しました。
こちら、列車の車窓からフワランポーン駅のプラットホームを望む。
↑ この窓の建てつけが悪く、硬かったなぁ…。近くの16歳くらいのあんちゃんが手伝ってくれました。ありがとうね、あんちゃん!
※
↑ 車内の様子。二人座るには少し余裕はあるくらいかな?
発車してから10分ほどで、車内販売のおばちゃんが回ってきました。
お弁当、飲み物にお菓子…メニューが盛りたくさん。
ちなみにお弁当は30バーツ(100円ほど)。
僕はサンドイッチを購入。
↑ 卵と、野菜が入っていた…。これは満足度100%!美味しいど!
なんぼしたと思います?
これで、10バーツなんですよ…めっさ安い!!
軽食を済ませたのち、電車に揺られながらアユタヤへ向かいます。
このあいだ、ほとんど寝ていました。
アユタヤ駅に到着。自転車・バイクのレンタルがお勧めです。
↑ アユタヤ駅に到着しました。
この時間帯は、観光客で賑わっていました。
パッと見た感じ、欧米・アジア系の人々が多かったですね。日本人の旅行者もちょくちょく見かけます。
後日、北部の街チェンマイで行われるお祭りを挟んで、アユタヤに来た方でしょうねぇ…。
遺跡郡に行くためには、川を渡らなければなりません。
こちらの橋渡しボートに乗って、対岸へと向かいます。
こちら往復で10バーツ。小銭を用意しましょう。
川を渡ると、レンタサイクル(貸し自転車)のお店が並んでいます。
お店を見ると、
・ママチャリ…50バーツ
・クロスバイク…100バーツ(「トレック」という高級メーカーもあり!)
・原付自転車…200バーツ
というラインナップが揃っていました。予算と自転車のパワーと、自分の憧れと相談して、クロスバイクをレンタル。こんなところでトレックに乗れるのは嬉しいぞ!
遺跡群をめぐる。
さて、自転車を使ってアユタヤ遺跡郡をめぐりましょう。
右のまる◯を始点に、中心部の遺跡郡を周遊するルートです。
だいたい1〜2時間くらいで廻れます。
遺跡群ダイジェストは、写真のみでお送りします。
(名称を忘れた。編集しなおそう…)
道中、象乗りに出くわした。
中央の公園で休んだのち、公園を出ると…
象乗りたちに、出くわしました。
どうも、このエリアでは象に乗る体験(乗馬ならぬ、乗象?)ができるようです。
↑ 日本語の説明があった。
象に乗るには400バーツとちょっとお高め。
なんとも、象の保全・環境維持のために使われているそうです。
少し慈善の意味も込めつつ、体験してみました。
↑ "Elepant TEAM" のおっちゃん。かれこれ10年、このお仕事をしているそうでした。
途中、ガイドを担当されたミツルさんともいかさんと顔を合わせました。
カップル,イイヨネェ。
「メインロードをつっ走れ」最後を飾るは、旧日本人街(Japanese Villege)だ!
さぁ、時刻は15:30を回りました。自転車の返却時間まで残り2時間30分。
コーヘイさん、えんたくさんと合流して「旧日本人町」へと向かうことが決まりました!
…「あれ、ここはタイなのに日本人の町があったの?」という方に向けて少し説明を。
15世紀後半から16世紀初頭までアユタヤ王朝下、軍事力と貿易による利潤を背景に政治的に力を持つようになった。(中略)
南北約570メートル、230メートルの敷地に最盛期で1000~1500人の日本人(タイ族などの使用人を除く)が住んでいたと思われている。
この町は「戦国時代に主君(上司)を失ってしまった武士たち」が浪人として流れ着き、集まったことでコミュニティとなった場所なのです。
そしてこの町の歴史において、
日本史の教科書にも出てくる、一人の日本人の名前を欠かすことができません。
「山田長政」(?~1630)です。
彼は1612年ごろタイ(当時のビルマ)に渡り、
傭兵としての軍事力と「朱印船貿易」による経済力"とを元に、アユタヤで発言力・地位を手にし、日本人町に一時の安寧を築きました。
やがて日本は鎖国の時代を迎え、この日本人町は海外における独自のコミュニティとしてタイ・ビルマに18世紀初頭まで残ったそうです。
さぁ、ここアユタヤ中心部から日本人町へと向かいましょう。
↑ だいたい4~5kmくらい。自転車で30~40分くらいで着きます。
メインロードをつっ走れ。#タイ#Thailand#Ayutthaya#bicycle#mainroad#メインロードをつっ走れ
さぁ、日本人町に着きました。またダイジェストでお送りします。
↑ 山田長政像。左手には日本刀が。
いまの日本人町は、記念公園として保存されており、
日本とタイの友好の印も保存されていました。
彼らは、望郷の思いを胸に、
チャオプラヤ川を眺めていたのでしょうか…。
※ちなみに、
2010年の映画『ヤマダ アユタヤの侍』の影響もあり、地元民にはタイ語で「日本村はどこ?」というよりも、「ヤマダはどこ?」と言ったほうが通じる。 -Wikipedia アユタヤ日本人町-より
だそうです。山田長政、有名なんですねぇ…。
あとがき
いかがだったでしょうか?
歴史の風情が残る町はいいものですね。日本であれば京都や秋田・仙台のような街でしょうか。
バンコクからも日帰りで行くことが可能です。
ですが、せっかくならアユタヤのホテルにも泊まってみてはいかがでしょうか?
【よく使っている、オススメ宿泊サイトはこちらです。】
・Booking.com: アユタヤ
アユタヤ行きのキッカケにしてくださると幸いです。
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