【探訪記】高知県赤岡町へと行ってきました。芸術と歴史が息づくまちなのでご紹介するよ!
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どうも、片岡(@KT_Okey)です。
スポンサーを務めた「絵金縦遊伝」を応援するべく、11月25日に香南市赤岡町 (こうなんし あかおかちょう)へと行きました〜。現地のレポートを兼ねてお送りしますぞ!
一言でいえば…
「じっくり腰を据えて、このまちを味わいたい!」と実感しました!
赤岡町は「絵金」と「商人」の町。
歴史ある赤岡の町は、旧土佐浜街道(国道R55)に沿って商店街の町並みが開けています。
藩政時代は参勤交代のお殿様が宿泊する本陣や脇本陣もあった宿場町であり、明治維新以降も、高知県の東部の商都として栄え賑わっていました。
(引用元) おっこう屋 | 「おっこう屋」って何屋?
かつては2つの豪商がひっぱる"商人の街"だった赤岡。
「海産業」「製塩業」で栄えて、芸術家のパトロンになる家も多くあったようで。
そんな関係もあって、参勤交代や旅行客の中継地点の役割をもっていました。
初代・浜 五郎兵衛は阿波国日和佐の城主で、慶長元年土佐に来て、赤岡で浜五郎兵衛と改め製塩業を起こした。山内一豊が土佐藩主となったとき、一領具足の一揆を取り鎮め、功績により赤岡浦大庄屋(あかおか うらおおしょうや)として町づくりを任じられた。
代々浜五郎兵衛を名乗り大庄屋をうけつぎ明治に至った。こうした桁違いの人材たちも、赤岡や塩市や塩の道が発展する上で深く関わったことであろう。(引用) 高知県塩の道
現在は、人口減のなかで「歴史・文化の街」として、高知県内でも独特な雰囲気を持つ町なのです。
高知駅からの行き方:JRかバスを使うんだ!
ホテルも多い高知市からの行き方としては…
・JRを使って、約40分で到着 (670円、乗り継ぎ0~1回)
・路線バスを使って、約50分で到着 (720円、はりまや橋から)
がベター。
ちなみに僕は、JRを使って行きました。
高知の東側へ行く列車。
— 片岡 慎悟@(元)はりまや橋ゲストハウス店主 (@KT_OKey) 2017年11月25日
「しんたろう2号」…中岡慎太郎ですね! pic.twitter.com/e5zDv5bb2Q
後免〜奈半利の間から、デッキ席がオープン。
— 片岡 慎悟@(元)はりまや橋ゲストハウス店主 (@KT_OKey) 2017年11月25日
さむっ!けど景色いい! pic.twitter.com/C9wIs0oaDL
きました!
— 片岡 慎悟@(元)はりまや橋ゲストハウス店主 (@KT_OKey) 2017年11月25日
絵金とどろめ祭りの町、赤岡。 pic.twitter.com/o7q3ntTfCc
さて、足を運んでみてほしい場所をピックアップしてみましょう。
①絵金蔵
まずは僕も行った、絵金蔵。
この通り、絵金という絵師さんを讃えているわけですよ。
修復した絵を季節ごとに代わる代わる展示したり、歴史からアプローチしたり、
あとは映像を切り口にブースを作ったり…。
きました!#絵金蔵 #弁天座 pic.twitter.com/OAadFKcvYR
— 片岡 慎悟@(元)はりまや橋ゲストハウス店主 (@KT_OKey) 2017年11月25日
②弁天座
ついで、今回のこの舞台が開催された場所。
この「弁天座」という舞台、かの市川海老蔵さんや笑福亭鶴瓶さんも来るような、高知県内でも由緒ある舞台なんです。
高知空港からも5.5kmと近く、歩いて1時間で行けるそうですw
その中はこんな感じ。
開演前の舞台…。
— 片岡 慎悟@(元)はりまや橋ゲストハウス店主 (@KT_OKey) 2017年11月25日
ここは市川海老蔵さんや、笑福亭鶴瓶さんら著名人も公演に。 pic.twitter.com/PCPfTCOQw0
公演の様子はありませんが、「回転式」や「花道」もあるような、
素晴らしい作りの舞台なわけですよ…。ぜひとも高知県内でお住いの方はぜひとも。
③赤れんが商家
「絵金蔵」「弁天座」の近くにはこんなところも。
ここはかつての村長さんの家だったところを、イベントスペースとして文化保存活動をしている場所なんだとか。
学生2人の2人展へ。
— 片岡 慎悟@(元)はりまや橋ゲストハウス店主 (@KT_OKey) 2017年11月25日
和紙と油絵の展覧会となってますぞ pic.twitter.com/IJM7KfY57Z
昔の名残で、靴屋の看板やサンプルも。
地元の高専の学生さんが再生プロジェクトに関わっており、積極的な保存活動がつづいています。
【詳細情報】
場所:香南市赤岡町773 (Google マップ)
④おっこう屋
昔のロウソク屋が、雑貨やお土産もあつかうお店として営業。
15年にわたって休息所としても入ることができます。
裏庭に出て、ちょっとお茶もいただくこともできます。
とてもいい品があったので購入。
左側の木の器…いい感じではありませんか?
【詳細情報】
場所:香南市赤岡町448-1 (Google マップ)
HP:おっこう屋 | 昔は未来
⑤高木酒造
高知にはまだまだ18の酒蔵さんが残っていまして、
そのうちの一つが赤岡の町にあるんですよ。
(引用) 豊の梅 とよのうめ 高木酒造株式会社 - 日本の酒蔵めぐり
代表的な銘酒「豊ノ梅」「金蔵」は、飲み口は水のごとし、
とても澄んだ感覚で味わうことができるお酒です。お土産にもオススメですぞ。
⑹「絵金祭り」
(引用) 絵金蔵と須留田八幡宮宵宮、そして絵金祭り | ウエブマガジン四国大陸
これは場所ではないんですが…。
毎年7月の第三土曜・日曜(2018年なら7月21日、22日)に、金蔵さんの栄誉を讃えつつ、
年に一度だけ、彼の作品を鑑賞するお祭りがあるんです。
(引用元)土佐のまんまる【絵金の町/高知のパワースポットを歩く】
こんな風に、一本のロウソクだけで絵を展示しているわけです。
不思議なくらいに、鮮やかな赤色がハッキリと映るんですよ……。
現地で見てみてほしいお祭りの一つです!
この様子は、高知ローカルを発信するYoutuberチーム「ちゃがまらん」の動画が、
現地の雰囲気がよーく伝わると思います。(小ネタがいちいち面白いw)
(7)どろめ祭り
(参照)1升の日本酒を14.8秒で…どろめ祭り|日テレNEWS24
あとは「"日本酒をイッキ飲み"する大会」ですっかり有名な「どろめ祭り」ですね!
毎年4月末の日曜日に開催。
ちなみに3年連続で優勝すると「酒豪博士」なんだそうで…w
さて次回は、舞台の感想も書きましょうかねぇ…。
高知県の東側に行くなら、ぜひとも「赤岡町」に寄ってみてくださいませ!