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旅紀行と北海道のローカル情報をまとめた地域WEBマガジン

【函館】北海道に坂本龍馬記念館が!念願だったので行ってみました

どうも、片岡(@KT_Okey)です。

先日ひさびさに函館に行きまして、前々から行きたいと思った場所に行くことができました。

 

函館市・十字路駅の目の前「北海道坂本龍馬記念館」です!

「北海道坂本龍馬記念館」の前

なぜに、北海道に坂本龍馬さんが?
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【アイヌ】札幌駅地下に「ミナパ」がオープン!どんな場所かレポートします

ミナパについて解説


どうも、片岡(@KT_Okey)です。

札幌駅の地下に、あたらしいスペースが開かれました。

 

アイヌ文化の空間「Minapa(ミナパ)」が開場!

2019年3月21日、市営地下鉄さっぽろ駅(JR札幌駅の地下)にてアイヌ文化を発信する場所が誕生。当日の11時にお披露目されました。

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【札幌雪まつり】森彦珈琲の限定「ストロベリーお汁粉」は果肉感たっぷり!

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第70回目は大通公園6丁目会場に…

北海道の「札幌雪まつり」は、2019年で70回目を迎えました。

”北海道の風物詩”となったこのイベントではたくさんの出店があります。

 

その中で、札幌市の高級地域・円山に根付いている「森彦珈琲(Morihico Coffee)」が出店していまして、雪まつり限定品があるということで行ってみました。

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「奥尻島津波館」で震災の記憶と歴史の深さを知る

奥尻島津波館・館内

2018年8月に、奥尻島へ旅行にでかけました。

奥尻島といえば1993年に発生した「北海道南西沖地震」のイメージがあるでしょう。

 

確かに、その震災の記録を刻んだ資料館があります。

しかしながらもっとこの場所に触れてみると「この島には確かな歴史の積み重ねがある」ことを感じたのでした_。

 

※資料館の情報(簡易版)

【開館時間】9:00~17:00(冬期間、11月下旬〜4月中旬ごろは休館)

【所在地】〒043-1521 北海道奥尻郡奥尻町青苗36

Googleマップ

 

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秋のタウシュベツ川橋梁を散策。糠平湖の朽ちゆく史跡へ行こう

前の記事から続いてます。

[前回はこちら]

士幌観光「道の駅ピア21しほろ」は、全国随一のクオリティだから絶対行くんだ!

 

 

北海道には、明日にも崩れてなくなってしまうかも知れない

遺跡があることをご存知でしょうか。

 

タウシュベツ川橋梁」という、この帯広の山地に国鉄が走っていたことを証明する跡なのです。2018年秋に訪ねた時の様子をお伝えします。

 

タウシュベツの橋は、国鉄士幌線の歴史跡

まずはこの写真をご覧ください。

おそらく観光雑誌などで見たことあるのではないでしょうか…?

https://www.kamishihoro.jp/files/mtl/0001/n/00000013_1309928595.jpg

引用元:

旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群|かみしほろ観光情報 より

 

このコンクリート製の橋。

実は春から夏にかけて、湖に浮かぶように姿を見せる橋なのです。

これが昨今とても有名な「タウシュベツ川橋梁(タウシュベツがわ・きょうりょう)」

というもの。写真を探してみるとボロボロと崩れた跡が見えるほどです。

ちなみにこの橋、秋〜来春まで水中に沈んだように見えます。

 

この橋をはじめとして8つの橋が「 旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」として、

上士幌町の遺産として残されています。(北海道遺産にも、この線路一帯が登録されている)

 

これらが、帯広の山奥に鉄道が走っていたことを、私達に伝えてくれるのです。

 

上士幌に、鉄道があった理由

かつては帯広駅から北へ80km、十勝三股(とかちみつまた)まで延びた士幌線がありました。

 

この上士幌町は農業・林業が盛んな地域なのですが、

かつて、林業に従事する人が多かった時代がありました。

彼らはこの山中に集落を作り、家族で生活していたのです。

 

しかし、技術発展が進み、人口はどんどん流出して行きます。

1960年後半に国道273号線が整備され、鉄道以外の交通網がようやくできました。

 

林業の衰退も拍車をかけます。外国産の木材が破格の安さで購入できるとなると、

国産木材が流通が大きく減少。1987年3月に廃線となったのでした。

 

 

帯広駅からタウシュベツ川橋梁への行き方(Byorバス)

1.車

自家用車(またはレンタカー)を使うとなると、余裕を持って1時間30分くらいです。

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音更町を過ぎるまで、多くの郊外型店舗に住宅が見え、

士幌町に入ってからは広大な畑が見えることでしょう。

上士幌町に踏み込んだあたりから山道になるので、スピードの出し過ぎには要注意。

 

 タウシュベツへ車を走らせる途中、鉄橋の跡が見えた。

タウシュベツ橋梁への道中、士幌線のあとが見えた。





 

 

2.バス

JR帯広駅から「ぬかびら温泉郷」まで、バスパックが通年販売されています。

バス往復券+温泉入浴券+施設利用券と3つ付いて3000円(しかも7日間有効)

というお得なプラン!

 

3~4日間と少し長めに滞在する人が多いので、公共機関を使うなら必須ですね。

 

参照:

・ぬかひら源泉郷バスパック(PDF):

https://www.tokachibus.jp/pdf/2018nukabira-rosen.pdf

 

上士幌町観光協会

 

 

 

橋梁一帯で訪ねてみたスポット…

・幌加駅の跡地(ほろかえき)

晩秋の「幌加駅」跡地

晩秋の幌加(ほろか)駅の跡。ひとすじに延びた線路跡が綺麗でした。



士幌線の跡が残るスポット。

駅舎はもうないですが、プラットホームと線路が現存し、

保存団体によって白い駅名板とレプリカの駅名票が取り付けられました。

 

一筋に延びている線路跡はウォーキングコースとなっており、非常に遠近感があります。

 

さらに橋梁一帯に行くまで寄るべき観光スポットは?(追記します)

・道の駅ピア21しほろ

 

糠平湖温泉地帯

 

 

で、肝心の橋は見えたの?

実は、秋〜冬にかけてほとんど見えないと聞いていました。

 

ほんとかな?と思いつつ、現地まで心を踊らせて近くで車を停めて、3分ほど茂みを歩いて行きました。景色が開けてきた…!

「タウシュベツ川橋梁展望台」からの景色。2018年11月撮影

11月のタウシュベツ橋梁。森の茂みから見える湖が綺麗に映える

 

とワクワクしてじっくり見た結果…

やっぱり見えませんでした。そりゃそうだ(笑)

晩秋のタウシュベツ橋梁。やはりほぼ水没して見えなくなっている。

晩秋(11月)のタウシュベツ橋梁。やはり水没しているため見えない。


けど、こうしてカメラを登板させて撮影する機会も多かったので良かったです。

 

まとめ:やっぱり橋を見たいので来年も行きます

…このまま橋を見ることなく終わるのも勿体ないですよね。

湖の水位が下がる春から夏にかけて、見学ツアーもあるそうなので、

この時期を狙って来年また行こうと思います。

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というわけで、秋のタウシュベツ川橋梁も空気が澄んで綺麗でした。

道中お気をつけて、見に行ってみてください。

士幌観光「道の駅ピア21しほろ」は、全国随一のクオリティだから絶対行くんだ!

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どうも、片岡(@KT_Okey)です。

先日に帯広観光と崩れそうな幻の橋”タウシュベツ川橋梁”を見に行ったのですが、その道中にとてもハイレベルな道の駅に出会ったのでご紹介します。

 

営業情報(簡略ver)

時間:9:00~17:00 (レストラン…11:00~15:00)

所在地:北海道河東郡士幌町士幌西2線134 番地1

※参照:Google マップ

 

 

もくじ

 

 

ピア21しほろの凄さ:センスと商魂は全国随一!

冒頭にのせた写真のように、とてもデザインがいい建物。

牛舎をモチーフにしたデザインとなっています。

 

館内では地元の士幌高校で創られたスイーツもありました。

「ヌプカの雪解け(ヨーグルト)」「シーベリーソーダ」…いろいろあります。

 

あと、古本も販売していました。カフェ経営や農業などとても文化的。

 

店舗まとめ

1)CAFE寛一(カフェかんいち)

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名前の由来は、よつ葉乳業株式会社を創業した「太田寛一(おおた かんいち)」から。

 

この方は、士幌町にジャガイモと乳品の加工工場を建設した人物。

世界随一の農業大国・北海道をつくった一人といっても過言ではありません。

 

コーヒーはもちろん、士幌生まれの「しほろ牛バーガー」や「」と存分に士幌町産の産品を使っています。

 

向かって右側を見ると…レコードも販売されてる!

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かの宇多田ヒカルのお母さん、藤圭子さんのレコードもありました…。

洋楽だの昭和55年ごろの邦楽など、意外な出会いもあるかも。

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2)にじいろ食堂

ここ士幌町の推しは地元産の「しほろ牛」

「剣先ステーキ」と言う、スコップの先端を模した鉄板ステーキが面白い。

今回は食べることができなかったので、感想はぜひご自身でお願いします(笑)

 

 

カレーをいただきました。牛の甘み・旨みを噛み締められますよ。

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3)ピア21ショップ

もちろんアンテナショップとして、たくさんの産品も販売しています。

特に注目したのはこの三つ。

 

 

1.シーベリー

「ほほう、シーベリーってなんぞや?」っていう話ですが、

とても栄養価のある果物と思ってください。

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日本国内に野生のモノはなく、モンゴルなどユーラシア大陸に生息しています。

んで、試験的に栽培して育てているのがこの士幌町

そのシーベリーを商品として活用しているわけです。

 

試しにソフトクリームを食べてみましたが…

・キュッと口が締まるように酸っぱい

・ソフトクリームと食べるとなめらか

感じでした。シーベリーソーダも購入してみたのでこっちも後日のせます。

 

2.大福

ジャガイモ、枝豆(ずんだ)、黒豆の三種類があります。

私はジャガイモと枝豆を購入。

 

実際に食べた感想は…

・ジャガイモの大福って珍しいですね…。

 すごくホクホクした味わいでした!

 

・枝豆は柔らかすぎて食べづらい…

 けど、宮城・仙台で食べたずんだ餅っぽい!

 

・(黒豆は売れ筋らしく売り切れ…

  ぜひご自分で味わってみてください)

 

 

3.農家還元ポテトチップス

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北海道産のジャガイモは全国各地に出回っているのですが、ここ士幌町は一大産地。

士幌町に住む方向けに販売しているのがこのポテチなんだそうです。

 

このパッケージは、ぜーんぶ士幌町限定。

他の地域では一切販売していません。

ダンボールで箱買いする人も多くいました。

 

 

このほかハンバーグ、ヨーグルト「ヌプカの雪解け」などバラエティに富んでます。

 

 

まとめ:道の駅ファンにもオススメ、帯広観光にぜひとも。

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ここまで「道の駅ピア21しほろ」について書いてきました。

北海道内や全国にある「道の駅巡り」する方もいらっしゃると思いますが、

ここはデザイン性・商品のバラエティさ・商魂…どれもスゴイなぁと実感。

 

帯広駅をスタート地点に観光される方にも、ぜひ訪れて欲しい場所です。

 

 

営業情報

・営業時間:9:00~17:00 (レストラン…11:00~15:00)

・所在地:北海道河東郡士幌町士幌西2線134 番地1

※参照:Google マップ

 

・道の駅ホームページ:「ココカラしほろ」に掲載

http://shihoroinfo.com/

 

【奥尻島】彫刻家・流政之が遺した場所…「北追岬公園」を歩いてみよう

奥尻島を訪ねる、まだまだ続きます。

この会では、北海道と縁の深い芸術家であり、2018年7月に逝去した彫刻家

流 政之(ながれ まさゆき)氏にゆかりのある「北追岬公園」を訪ねました。

 

(前回)

 

 

 

実は知らないうちに見ている?札幌市内にたくさんある流政之の作品

北海道観光でまず足を運ぶであろう札幌駅。

この周辺にはたくさんのオブジェがあるのですが…

 

(例えば、札幌駅南口前「TERMINUS(テルミヌス)」スターバックスの横)…

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