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【ルーツ】高知の「坂本龍馬記念館」で、北海道を学ぶ。〜なぜ龍馬は北海道へ渡ろうとしたのか?〜


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こんにちは、片岡です。

先日、「高知県立坂本龍馬記念館」へと足を運んだのでレポートします。

 

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記念館入り口 龍馬さんが握手(シェイクハンドぜよ!」)でお出迎えしてくれますw

 

ここは「大政奉還」「明治維新」の立役者といわれる坂本龍馬が、

「どんな風に生きたのか?」「その周りで支えた人々はどんな人?」

かをよく知ることができる博物館です!

期間限定で「海を渡った龍馬たち展」やってました

www.shingokataoka.com

 

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特設ブースはこんな感じでした。

 

ここで展示されていた主旨はこんな感じ。

・龍馬は北海道開拓をめざしていた

・龍馬の死後は、その子孫たちが北海道へ渡った

・特に9代目当主、直行(なおゆき)が北海道で書き綴った手記・絵画の数々が展示

 

 

かなり話をすっ飛ばしますが、

龍馬は「大政奉還」を実現させた後、江戸幕府に付いていた元・警察部隊に襲われ、暗殺されました。大概の龍馬について書かれた小説・漫画のほとんどではここで話が終わります。

 

ではその後、坂本家はどうなったのか?知る人はあまりいません。

なんと、子孫たちは続々と北海道へと渡っていくのでした。

 

なぜ坂本家が北海道へ?

 

展内で、なぜ龍馬と北海道との接点について書き記されていました。

 

龍馬の立ち上げた貿易商社「亀山社中(のちの海援隊”)」の事業拡大をめざしたものだと思われます。

(海産物の取引に北方開拓、警護(武器取引?))

 

 

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龍馬の子孫たち。

 

北海道の原野を描いた画家「坂本直行」の作品も!

とりわけ北海道で有名なのは坂本直行(通称、チョッコウさん)

https://www.1101.com/oshigoto/rokkatei/images/p_c_03_01.jpg

北海道の銘菓である「六花亭」の包装紙をデザインしたことでかなり有名です。どこかで見かけた人も多いのでは?

 

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北海道の銘菓「六花亭」の紙袋。マスキングテープにもなってます。

 

 

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直行の作品。全体的に「淡く、澄んだ色合いの作品」が多いです。キレイ。

 

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チョッコウさんの手記「開墾の記」

十勝の原野に入植して六年目。何かに憑かれたようにこの本を記した。自然の厳しさと美しさ、命の誕生、開拓農民の現実、政府の農民政策への怒り、若い直行のまっすぐな生活の記憶である。

海を渡った"龍馬"たち 展内解説より

 

 

 

これからも、様々な企画展が開催されるそうです。

ぜひ、龍馬とその周りで関わった人々を知るには欠かせない場所ですよ!

 

 

住所: 高知県高知市浦戸城山830

時間: 9:0017:00(定休日なし)

TEL : 088-841-0001