【現代企業社 No.2】店内の明暗がゲーテ小説の世界観?「喫茶メフィストフェレス」というお店
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「現代企業社」という高知県内でテラカオスな会社があるんですよ。ここ
前回も紹介させてもらいました。
※No.1(第一回)で掲載した「あじさい街道」
主にレストラン、ケーキ・雑貨の小売りの会社で、合計で18店舗(HP調べ)あるのですが、どれをとっても店内の風景は違いますし、コンセプトも異なっています。
街中に"デンッ"と洋風なお店が立つ…。不思議と景観に馴染んでいるので高知県スゴいなぁと思いました。
↑ HPより引用。色合いが抑えられているお陰で、すんなりと佇む感じ。左隣には"Wi-fiのあるカフェ"「SPOON」がある
さて、そんな中でも現代企業社きっての老舗なのが、この「喫茶メフィストフェレス」なのです。創立から半世紀、52年が経っています。(1964年開店)
店内の光の入り方が、世界観の暗示???
これは勝手な推測ですがね…。ともかく、お店の中を見てみてください。
とても高級感のある店舗内。となり合わせで店が詰まりがちな帯屋町商店街近くですが、間取りの広いこと!
全体的にランプの暖色の明かりがメーンで、落ち着いた雰囲気です。
しかし奥を見てみると、外から光が入って来ます。
まるで"陰・陽"がついているようでした。
集めた雑貨のコレクションが陳列されていました。ニューヨークタイムズを読むおじいさんの存在と相伴って、「メフィストフェレス」は知的な印象でした。
ロールケーキ(ほうじ茶?)と、サイフォン(式)コーヒーを頂きました。
非常に美味しかったです。ロールケーキ中のゼリーのいい弾力の後に、コーヒー…深みがありました。
※「サイフォン」とは、アルコールランプで加熱し、コーヒー粉から抽出する方法。
まるで理科の実験の様に、雰囲気抜群です。実家に昔あったなぁ…?カッコイイ…
※そういや「メフィストフェレス」って、なんなのさ?
余談ですが、店名の元となった「メフィストフェレス」について纏めましょう。
メフィストフェレス(一般にMephistopheles、他にMephistophilus, Mephistophilis, Mephostopheles, Mephisto, Mephastophilis)は、16世紀ドイツのファウスト伝説やそれに材を取った文学作品に登場する悪魔。
一般にゲオルク・ファウストが呼び出した悪魔として知られ、ファウストを題材とした作品での風貌や性質がよく知られている。中でもゲーテの『ファウスト』が有名。
(メフィストフェレス - Wikipediaより引用)
「ファウストという有名な学者が、死んだときには地獄へ堕ちるという取引の代わりに、更なる知識欲・喜びを得ることを悪魔・メフィストフェレスと契約する」というお話です。
徒歩3分で「ファウスト」にたどり着くことができます。
このファウストと兄弟のように建てられたのが、メフィストフェレスなのでしょうか…
あぁ…現代企業社さんへ取材に行きたいっ!
したっけ、次の現代企業社のお店へ!
店舗情報
・食べログ
「現代企業社」りれきあるよ〜。
・①あじさい街道