経産省やるじゃん!ローカルライターは”観光予報”を使ってみて!
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Twitter経由でこんなサービス知りました。観光統計サイト
これを作ったのは経済産業省と株式会社JTB。省庁が作ったサービスって見づらいモノばっかだなぁ…とか思ってましたが、これ使い易くて面白いです!
「観光予報プラットフォーム」の概要
約6,575万泊以上の全国各地の宿泊予約・実績データや宿泊客の属性等を、グラフ等を用いて視覚的に提供します。
また、過去の実績と予約状況をもとにした6か月先までの観光予報(観光地の混雑度合や、海外・国内からの注目度、宿泊者数の推移予測等)の提供を試みています。
昨年12月にリリースしたものの、まだまだ注目度が低いみたいで。
どんなモノか深堀りしてみましょう!
●貯まった統計によって、過去・未来をはじき出す!
どんなサービスがあるか、まとめると
①【過去】2年間まで月間・年間の統計を見ることができる
②【未来】蓄積されたデータから、混雑度を絵でチェック可能
③【統計】様々な定義(指標)で、大まかな観光客データがわかる
④【レポート】以上の統計から、グラフでその地域の観光客情報が見せてくれる
例えば、左のタグから「観光予報」を押して、下の「宿泊者数の推移予測」を見てみると…
おお、グラフで見やすく観光客数が見れる!
よくよく見ると、お盆、海の日に需要があるんだなぁ~
こうち春花祭りが行われた今年は2万人以上も来てたんだな…去年よりインパクトあったんだな~
などなど、定量的に見ることができるのがいいですね~。
使ってみて、使い方予想雑感
ざっと、こんな使い方できるかなぁ…と考えてみました。
①時期を見計らった記事を書ける!
「観光実績」の「単純集計」で、この時期にどのくらい来たかがわかるんです。
高知県も言わずもがな、5月のゴールデンウィークやお盆休みが多いですし、
イベントと照らし合わせて分析したら音楽フェス辺りに集まるとわかるので、
ピンポイントで記事を書くための確信がしやすいなぁ。
②年齢層をクローズアップして書ける!
例えば「観光実績」ー「クロス集計」を押して、集計する指標を絞って見ることができます。
「居住都道府県」×「宿泊日数」、「年齢層」×「購入単価」
「居住都道府県」×「年齢層」などなど…
いろんな判断軸で、仮説立てしやすくできますね。
意図的にターゲットを絞って書いてみよう〜なんてやり易くできますね。
ローカルライターの皆さんが使ってみて「こんな仮説で書いてみた」なんてやってみたら面白そうですね!
(オマケ)もっと改善できそう雑感
反面、ここが難しいかなぁと思う点も挙げます。
①ストックがモノをいうため、地方だと統計データが少ない
観光情報に特化したデータを取り扱っている性質上、データを算出できない地域があります。とりわけ、地方のベッドタウン以下の規模の市町村だと難しいです。
(例えば人口10万強で、ほぼ札幌市のベッドタウンになってる北海道・江別市のデータは定数的な統計データは出ませんでした。もっと言えば、高知県イケダハヤトさん、矢野大地さんのいる本山町や、木村すらいむさんの住む土佐町なんかも観光客数のデータは出ませんでした。そりゃあ難しいわな…)
②マップの網羅性
これ、マップも見ることができて、地域のポテンシャルを測ることもできるんです。
ただ、まだまだ施設情報に篤いわけではなく、「うーん。郊外の施設が分からないぞ…」なんてことも。
アソビューとも協働してサービスの拡大をしているので、観光場所の情報はこれから強化されていく感じかな。体験型の観光とのコラボいいですね!
遊び・体験の予約サイト「asoview!」を運営するアソビューは2月29日、経済産業省がJTBコーポレートセールスに委託する「観光予報プラットフォーム」に、asoview! に掲載している遊び・体験プラン情報の試験的な提供を開始した。 (中略)
観光予報プラットフォームには、約41万件(2015年12月15日時点)の観光スポットや宿泊施設、飲食店、地域イベント、ATM、フリーWi-Fiスポットなどの情報が集約された「地域のポテンシャル」コーナーがある。同コーナー内の「体験」コンテンツに、asoview! で掲載されている遊び・体験プランの情報を試験的に提供するという。
●登録はスピーディ、2分足らずでいけますよ。
そんな「観光予報」の登録は2分ほどでいけます。必要なのは住所、アドレス、電話番号、所属団体といった感じ。そこまで面倒な項目はないのですぐ使えますよ~。
ともかく、中央省庁と民間のコラボしたサービス「観光予報プラットフォーム」オススメです。
ぜひ一度使ってみたら面白い発見できるかもですヨ。
※ちなみに僕はこれで、北海道から来る観光客が7000人もいると知りました。意外と多いやん!
というわけで高知でお待ちしてます^^