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【農業】チャドクガの幼虫がいた…早く駆除するんだ!あと絶対に刺されないように!


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(追記)タイトル変更あり。

知人が種類や特性を詳しく教えてくれました。

「【農業】チャドクガの幼虫がいた…早く駆除するんだ!あと絶対に刺されないように!」

→「【農業】蛾の幼虫がいたら、早く駆除するんだ!刺されないように気をつけて!」

に変更しました。

 

 

知人宅の畑で、ちゃんと処置すべしケースだと思ったのでレポート。

農業・林業されている方、もちろん初心者の方も気をつけてださい!

 

虫食いされた葉っぱが、枯れていく…?

その畑では、巨峰(ぶどう)を育てているんです。

よくよく見たら、虫食いや葉が枯れているようで…。

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(※ちょいグロ注意)

よくよく見たら、こんな「黒・白・オレンジ」のシマシマな奴がいたんですよ。

「コトラガ」という昆虫です。トラっぽい文様が特徴。

 

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こいつらはなかなか厄介でして、

コトラガについて…

・「トラガ」の一種。毒性はないが、葉を食べる食害あり

ブドウ科の植物に卵を産み、繁殖力が強め

・葉っぱの裏に隠れて、卵が孵化するのを待つ

 (冬〜春の間が潜伏期間)

・放置し続けると、木の葉が全て食われる

 

 というクセモノ。

聞くには去年も被害にあったけど、原因が分からず終いだったとのこと…。

なんだ去年から食害あったのか…!ということで、

 

駆除することに。その方法 

ということで駆除することにしました。

方法はおもに二つ。

・葉っぱごと除去

・薬剤をまく

 

(1)葉っぱごと除去

卵や幼虫の体に直接触れると、ついた毒針によってアレルギー反応を起こしてしまいます。

・長袖で肌を露出しない服装に。手袋も装着する

・葉っぱを切除して、袋へ処分

・【もっと安心!】 ドクガ専用の「毒針を固めてしまうスプレー」で固めてから、葉ごと切除

 

 

(2)薬剤で処理

・植物が小規模ならば、スプレー系殺虫剤で処分

 

・樹木など大きい場合、農薬(水溶性タイプ)で処理

 

 

以上2点の方法を取るのがよいとされています。

 

 

 

【駆除おわり】しかし、こんな被害に遭いました…

ということで、1時間強かけて一掃しました…。

可哀想だが、背に腹はかえられぬ。ただ、もっと早く気付くべきでしたね…。

 

葉っぱは枯れ朽ち、一部の実は食べられています。
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萎んだ実は切り落としました。例年に比べるとかなり寂しい風景に…。
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【追伸】もしこんな蛾の幼虫がいたら注意!

チャドクガ:本州以南、四国・九州に生息

・幼虫と卵は、"細い毒針"に覆われている。触れるとアレルギー反応

 (かぶれ、腫れなどの反応。長引きやすい…Warning!)

 

 

 の幼虫が出てくるピークは、4~5月と7~8月の二回。

見かけたら、絶対に処分して大事に育てている植物を守りましょう!

現地からレポートでした。